3分でわかる目の病気

流行性角結膜炎

結膜は目の表面を覆う薄い膜となり、白目の表面とまぶたの裏側を覆っている部分です。

流行性角結膜炎結膜炎は、感染やアレルギーなどの原因によって、この結膜に炎症を起こした状態です。

中でも流行性結膜炎(りゅうこうせいかくけつまくえん)とは、結膜炎の中でもアデノウイルス結膜炎を言い、「はやり目」と言われるものの一つです。

また、角膜とは黒目の表面にある透明な部分となり、物を見る時に光を通す役割をしています。

アデノウイルスの感染は結膜だけでなく、角膜(黒目の部分の表面)にも起こることがあるので、結膜炎と角膜炎とをまとめて流行性角結膜炎と呼ばれます。

この流行性角結膜炎は、学校やプールなどで流行する話がよく聞かれますが、子供だけでなく大人もかかりうる病気です。
 

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流行性角結膜炎の症状

流行性結膜炎(アデノウイルス結膜炎)の症状には以下のようなものがあります。

・結膜(白目の部分やまぶたの裏)が充血して赤く見える
・目のかゆみ
・黄色い目やにが大量に出る
・涙がよく出る

症状は突然に、比較的強く起こることがほとんどです。

朝起きたら目ヤニが大量に出て、瞼(まぶた)がくっついて目が開けられないほどになり、また白目が赤くなり目がかゆくなります。
 

角膜にも炎症を起こした場合の症状

角膜にも感染が起こった時は、結膜の症状から1週間ほど遅れて黒目に小さな白い斑点が現れます。また、このために物が少し霞んで見えたりします。
 

流行性角結膜炎の治療

流行性角結膜炎の原因、アデノウイルスに対しての特効薬が未だ開発されていないため、症状や合併症を抑える対症療法が中心となります。
 

対症療法について

炎症が強く出ますので、かゆみや充血の症状を抑えるために、炎症を抑える目薬が処方されます。ウイルス感染で炎症を起こしているところに細菌感染を一緒に起こさないように抗生物質の目薬や軟膏が処方される場合があります。

また、角膜にまで感染が進んだ時にはステロイド剤の目薬を処方されることがあります。
 

根本的な治療は?

流行性角結膜炎を根本的に治すには、体がウイルスの抗体を作ってくれるのを待つことになります。この間は目を清潔に保つよう心がけることが大切です。

掻いたりこすったりすると炎症が強くなりますので、かかったほうの目はなるべく触らないようにします。

通常は片方の目から発症しますが、もう片方の目にうつることもよくあり、手や共有しているタオル・お風呂・プールなどを介して他人にうつることもあります。
 

期間はどのくらいで治る?

発症1週間前後がピークです。徐々に症状が軽くなり、2~3週間で軽快します。
 

流行性角結膜炎の感染防止

流行性角結膜炎の原因となるアデノウイルスはうつりやすいウイルスです。感染した目から接触経路で簡単にうつってしまいます。

流行性角結膜炎このため「はやり目」と呼ばれ、幼稚園や小学校のプールなどで集団感染することも珍しくありません。

目を触ったらら必ず流水とハンドソープでしっかり手を清潔にしてタオル等は共有せず、目を拭くときはティッシュなど使い捨ての物を使ったほうが良いでしょう。

また、学校伝染病に指定されていますので学校は休まなければなりません。

医師に診断書をもらって休み、医師に「学校に行っても大丈夫」と判断されるまでは学校は休んでなるべく外出も避け、もちろんプールには入れません。

家庭でも流行性角結膜炎にかかった人は、風呂には最後に入るかシャワーで済ませるようにします。社会人でも特に仕事で他人と接触する場合は、原則として症状が落ち着くまでは休むことが薦められています。
 

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