3分でわかる目の病気

緑内障の検査

緑内障は初期症状が乏しいため、40代になると定期的に眼科で検査を受けることで早期発見が可能になります。

緑内障の主な検査は、大きく分けると眼圧検査、眼底検査、視野検査、隅角検査があり、他に一般的な視力検査(Cのようなマークを見る検査)も行われます。
 

眼圧検査(がんあつけんさ)

最初に行われるのが眼圧検査です。緑内障は、主に眼圧の上昇によって視神経が圧迫され障害されるため、眼圧の変化を調べます。

眼圧の検査には数種類あり、角膜に眼圧系を当てて圧力を調べる検査や空気圧を使って測る検査などがあります。

検査では、目薬タイプの麻酔を使いますので痛みを伴うことはなく、数分で終了する検査です。

眼圧の正常値は10~20mmHgとなり、20mmHgを超えると緑内障が疑われますが、正常値範囲内でも緑内障になる正常圧緑内障もありますので眼圧検査以外の検査も併用して行い診断します。
 
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眼底検査(がんていけんさ)

眼底検査とは、専用のカメラやレンズ(眼底鏡)を使って眼底(眼球の一番奥のほうの部分)の異常や変化を確認する検査です。

緑内障検査緑内障の患者さんには、眼底に凹みなどの変化が見られます。

眼底検査では、検査前に30分程度かけて瞳孔を開く目薬を数回差し、目の奥が良く見える状態にしてから検査を行なわれます。

瞳孔が完全に開くと視界の焦点が合わなくなり、物が見えなくなったり、また光が眩しく感じられるため、不快に思われることがありますが一時的なものになります。

ちなみに視界の焦点が合わなくなると、ほとんど物が見えなくなります。

瞳孔が回復するまで長い人では数時間かかるため、この検査を受ける際には誰かに付き添ってもらい、自分で車や自転車などの運転は避けた方が良いでしょう。

準備の点眼や薬の影響からの回復には時間はかかりますが、眼底検査自体は数分で済み、痛みなどはありません。
 

視野検査(しやけんさ)

視野検査では、医療機械を使って片目ずつ視野を検査します。

緑内障では、片目に病変が出るために症状に気が付かない方も多いのですが、この検査では片目ずつ検査をするので視野の障害を見つけやすくなります。

また、この検査によってどの程度の視野障害があるのかがわかるので、進行の程度を判断することができます。

検査では検査機器を片目ずつ覗き込んで、ボタンを操作するだけなので痛みや苦痛はありません。
 

隅角検査(ぐうかくけんさ)

隅角検査では、房水の調節に影響する隅角という部位の状態を調べます。

眼圧は眼球の中の房水によって調節されていますが、何らかの原因により隅角から房水の排出がうまくいかなくなると眼圧が上昇して緑内障になります。

隅角検査では、検査用のコンタクトレンズを使って検査します。

検査の際には、目薬で麻酔をするので痛みはありません。
 

緑内障検査の費用について

検査方法・検査項目や片目・両目によって費用は異なりますが、保険適用がありますのでどの医療機関でも同じ費用で受けられます。

・眼圧検査
約820円
(保険適用、3割負担で約250円程度)


・眼底検査
検査薬を含めて片目で約1000~2000円程度
(保険適用、3割負担で約500~700円程度)


・視野検査
片目で約2000~3000円程度
(保険適用、3割負担で約600~900円程度)両目の場合はこの倍の金額になります。


・隅角検査
約400~800円程度
(保険適用、3割負担で約120~240円程度)


以上の検査費用に、実際には初診料や診察料や検査薬の薬剤料が加わります。(2016年3月調べ)
 

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