3分でわかる目の病気

緑内障の治療

緑内障という病気は、眼球の中の房水が排出されずに眼圧が上昇するため、治療では眼圧を下げる・房水の量を調節することが必要です。

緑内障によって障害された視神経が回復することはないため、治療をしても視野を取り戻すことはできません。

そのようなことから緑内障の治療では、病気の進行を遅くらせること・止めることが目標になります。

治療としては薬物療法(目薬・内服薬)、レーザー治療・メスを使っての手術、食事など生活習慣の改善があります。
 

緑内障の薬物療法

病気の進行具合にもよりますが一般的に薬物療法から開始されます。

眼圧を下げる薬には、プロスタグランジン関連薬β遮断薬(交感神経遮断薬)があり、他に血行改善剤や目の栄養としてビタミン剤を使用することがあります。

プロスタグランジン関連薬は、房水の流れを良くする働きがあり、β遮断薬は房水の生成を調節します。

これらの薬には副作用があり、血圧の変化・不整脈・喘息発作などの強い症状が現れることがあり、持病をお持ちの方では悪影響を及ぼすこともあるため、使用できないケースがあります。
 
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緑内障の目薬

緑内障,点眼薬緑内障の治療では、効果が局所的に収まりやすい目薬から始めることがあります。

目薬といっても心臓疾患や喘息などの持病を持っている人は、副作用が現れる可能性があります。

薬物療法と目薬を併用することや、緊急の治療法として点滴で治療する場合があります。

治療を進めて行く上で、自己判断で目薬や内服薬を止めてしまうと病状が進行する可能性があります。処方されたお薬は、医師の指示通りに継続することが重要になります。
 

緑内障の手術方法

薬で眼圧の調節が困難な場合には、レーザーやメスを使った手術をすることになります。

手術では、レーザーやメスを使って房水の流れや排出を妨げている部分を切り開くなどの治療を行います。
 

緑内障治療は生活習慣が大切

緑内障と診断されたら「眼圧を上げない」「目に負担をかけ過ぎない」ということを日常生活で気を付けなければなりません。

食生活ではビタミン類は、目の血行を良くし、血をサラサラにして眼圧を下げる働きがあるので、緑内障には適した栄養分だと言われています。

緑内障,治療塩分の摂り過ぎは、血圧・眼圧を上げてしまう恐れがあります。

アルコールを多量に摂取すると眼圧が上がると言われており、空腹時の飲酒や多量の飲酒は控えましょう。

また、カフェインや喫煙は、末梢の血管を収縮させて瞳孔を拡大させるため、緑内障が悪化する恐れがあります。

パソコンやスマートフォン、長時間の読書や細かい作業などは目に負担がかかります。どうしても目を長時間使う場合には、1時間程度で遠くを見るなど目を休める時間を作るようにすることが大切です。

さらに閉塞隅角緑内障の方は、下を向いて作業をすると隅角が閉塞しやすくなりますので、できるだけそのような姿勢は避けましょう。

いずれの治療でも緑内障で一度失われた視力や視野は戻りません。治療の実感があまり感じられなくても一生付き合う病気として途中で止めずに治療を続けることが大切です。
 

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