3分でわかる目の病気

網膜剥離の手術後

網膜剥離の手術では、剥がれた網膜を戻す治療を行いますが、その目的は病気が進行して失明するのを防ぐことです。

手術後の視力は必ずしも回復するとは限らず、病状や網膜剥離の位置、網膜剥離を起こしていた期間などによって大きく異なってきます。

黄斑部という視神経の近い場所に網膜剥離が進行している場合には、視力の回復が困難な場合が多くなります。

また、きれいに網膜の位置が整復できなかった場合は、手術後でも歪んで見えたり霞んで見える状態となります。

 

手術による合併症

網膜剥離の手術による合併症には、再剥離細菌感染などがあります。

手術後、日常生活での注意点がいくつかありますが、合併症を防ぐためには、傷の安静と清潔を守る、網膜の位置を安定させることが大切になります。

そのため、横向きやうつ伏せなどの体位で安静にすることが指示され、これらを守ることで網膜がしっかりくっつくようになります。

さらに傷に細菌が感染してしまうと傷の回復に時間がかかりますので、下記のようなことに注意してください。

・目を触る
・処方以外の古い目薬を差す
・顔を洗ったり、洗髪をする
・目にゴミが入る
・アイメイクや化粧
・髭剃り

以上のような行動は、術後に制限されますので医師の指示を聞くことが大切です。

手術後に処方される目薬ですが、正しい使用方法で目薬が汚れないようにきちんと管理することも必要です。

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手術後の日常生活について

術後、網膜の状態は、目の動きだけでなく体の動きでも影響があります。

網膜剥離,手術後仕事への復帰ですが通常は、デスクワーク程度なら退院後から可能ですが、傷が安定するには時間がかかるため、手術後1カ月程度は、目が疲れない程度に休憩をしながら作業することが好ましいでしょう。

また荷物を持つなどの運動による目へ影響、仕事によって目にゴミが入る危険を伴う場合には、医師と相談して復帰時期を決めなければなりません。

車の運転では、激しい目の運動を伴います。傷の安定が保たれませんので術後1ヵ月程度は避けるのが基本です。

スポーツ等の激しい運動は、目の動きや体の動きによる眼球への振動、強く息むなどによる目への刺激、外気による目の汚れなどが考えられるので、術後1か月程度は控えることと主治医に再開時期を相談しましょう。

 

手術後は目の変化にも注意

網膜剥離の手術後、目の症状に変化がないかを注意しておくことが必要です。

・目が霞む
・見えづらい
・飛蚊症がある
・目の違和感・痛み・かゆみがある
・充血している
・目やにや涙が増える

以上のような変化がある場合には、再剥離や細菌感染などの合併症を起こしている可能性がありますので医師の診察を受けることをおすすめします。

 

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