3分でわかる目の病気

網膜剥離の手術

網膜剥離の手術では、網膜の裂け目や剥がれてしまった部分を修復する手術を行います。

網膜は一部でも剥がれてしまうと目薬などで修復させることはできません。また、治療せずに放置すれば、すべて剥がれてしまい失明に至ってしまいます。

剥がれた網膜を戻すには、手術が必要となり、網膜の剥がれを戻すことで病気の進行を止めて失明させないことが治療の目的になります。

手術を受けたからと言って視力が完全に戻ることは難しく、視力の回復には個人差があるため、早い時期に手術することが最善な治療だと言われています。
 

網膜剥離のレーザー治療と光凝固法

網膜の一部が剥離している場合や裂孔(網膜の裂け目や穴)の段階では、レーザー手術(光凝固法)冷凍凝固術という方法で手術が行われます。

しかし、剥離の範囲が広い場合や過去にレーザー治療をした人が再び網膜剥離を起こしてしまった場合には、メスを使った手術を行うのが一般的です。

レーザー治療(光凝固法)とは、レーザーを当てて網膜の剥がれた部分を戻し、網膜の裂け目や穴を塞ぐ方法です。

対して冷凍凝固法は、液体窒素を使って剥がれた網膜を固めて穴をふさぐ治療法です。この方法はレーザーで治療やメスを使った手術とも併用されることがあります。

これらの治療は、網膜の部分的な剥がれや穴を固める治療ですので網膜剥離の進行を遅らせることが治療目的であり、治療後に再び網膜剥離を起こす可能性はあります。

治療(手術)前には、目薬による麻酔を行い痛み等はほとんどありません。また、手術時間は約15分位で基本的に外来で日帰り手術が可能になります。
 
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網膜剥離の外科手術

網膜剥離においてのメスを使った手術では、広範囲に剥がれてしまった網膜をくっつける治療になります。

手術にはいくつかの方法がありますが大きな違いとしては、眼球の外から行う強膜バックリング手術と内側から行う硝子体手術があります。

網膜福利,手術いずれも麻酔は、局所麻酔の場合が多く、手術時間は、症状や手術内容にもよりますが約1~2時間程度になります。

病状によっては、ガスを注入して網膜の位置を安定させる方法を併用しますが傷が安定してガスが抜けるまでには数日かかります。

また、硝子体手術では、冷凍凝固で広範囲の網膜を固めるため、それがしっかり固まるまでに数日から長ければ2~3週間を要します。

メスを使っての手術は、傷が安定するのに数日かかるため目の安静が必要です。
 

入院と仕事復帰

網膜剥離の手術の入院期間は、2日~1週間程度、傷の安定に時間がかかる場合は、2~3週間程度と患者さんの病状や手術方法によって異なります。

レーザー治療の場合、デスクワークなら翌日からでも復帰可能ですが入院しての手術の場合は、仕事復帰の時期を必ず医師に相談する必要があります。

網膜剥離は、体の動きでも進行するため、手術が必要だと診断された場合は、手術の日までできるだけ運動は避けたほうがよく、手術後もしばらく目だけでなく体の安静も必要です。
 

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