3分でわかる目の病気

網膜剥離の症状

網膜剥離とは、眼球に10層ある網膜の内、9層ある神経網膜の外側の1層が色素網膜上皮から剥がれてしまう病気です。

目をカメラに例えるとフィルムのように映像を写し出す部分となり、網膜剥離になると見え方に変化が起きますが痛みや違和感などはありません。

また、網膜を起こした場所や剥がれの程度によって症状は異なってきます。
 

網膜剥離の主な症状

網膜剥離の代表的な症状としては下記のようものが挙げられます。

・虫のようなものが飛んで見える飛蚊症
・鋭い光が差し込むように感じる光視症
・かすみがかかって見える霧視
・視力の低下
・視野の一部が欠ける視野欠損
・物が歪んで見える
 

飛蚊症(ひぶんしょう)

網膜剥離,飛蚊症飛蚊症とは、目の前に虫や細かいゴミのような影がチラチラと飛んで見える症状です。

飛蚊症は、網膜剥離や初期段階となる網膜裂孔によって発症しますが、他に眼球の硝子体が加齢によって濁ることでも起こります。

この飛蚊症という症状は、網膜剥離の初期から現れやすい症状ですので、症状が急に酷くなったと感じたら眼科で調べてもらう必要があります。
 

光視症(こうししょう)

光視症とは、目を動かした時に鋭い稲光やまぶしい光が目の中に走って見える症状となり、このような症状が頻繁に現れるようでしたら眼科の受診がすすめられます。

加齢によって水晶体のタンパク質が変化すると後部硝子体剥離という状態になり、飛蚊症や光視症が起こりやすくなります。
 

網膜剥離による見え方の変化

網膜剥離が進行してくると視界に変化が生じてきます。

網膜剥離を起こすと視界の一部に霧や霞がかかったように見えたり(霧視)、視野の一部が欠ける(視野欠損)、物が歪んで見えるという変化が起こります。

網膜剥離,症状また、網膜剥離を起こした部分に毛細血管からの出血があると霞がかかったような見え方になります。

網膜剥離の症状は、片目に発生することが多いのですが普段は両目を使って物を見ているため、片目の部分的な見え方の変化には気づきにくく、網膜剥離を進行させてしまうことも少なくありません。

さらに網膜剥離が進行し、黄斑部という視神経が集まった部分に病変が進行すると視力が著しく低下して眼鏡を何回合わせても合わなくなるというような状態になります。

そして、剥離した部分の視神経に栄養が途絶えると失明する可能性がでてきます。

初期の段階の症状を知って早めに受診したり、中高年の方では定期的に眼科で検診を受けることが早期発見・早期治療につながります。
 

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