3分でわかる目の病気

網膜剥離とは?

網膜剥離(もうまくはくり)と聞くとボクサーが網膜剥離で引退するといったニュース等でよく聞いたりしますが失明の危険性もある怖い病気なのです。

しかし、実際のところは、目のケガのような原因がなくても加齢などの変化から網膜剥離になる方が一般的です。

網膜剥離とは網膜剥離とは、眼球にある10層の網膜のうち、内側(神経網膜)9層の外側にある1層(網膜色素上皮)が、何かしらの原因で剥がれてしまう病気です。

網膜は、目の中でも水晶体を通して眼球に入ってきた光を投影するフィルムの役割をしており、これが剥がれてしまうことで視力が低下します。

放置して病状が進行していくと失明の危険があるので注意しなければなりません。
 

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網膜剥離の種類

網膜剥離は、その発症のしかたによって2種類に分類されています。
 

裂孔原性網膜剥離

神経網膜に何らかの原因で穴が開いて(これを網膜裂孔といいます)網膜剥離を発症します。これを裂孔原性網膜剥離(れっこうげんせいもうまくはくり)と呼びます。

裂孔原性網膜剥離は、神経網膜に穴が開くことで硝子体という眼球の成分が流れてしまい網膜色素上皮との間に入り込み、隙間が発生することで神経網膜が剥がれたり、破れたりします。

網膜剥離国内の患者数が1万人に対して1人程度に発症になり、発症ピークは20代と50代になります。

男女別の統計では、若干男性が多くなりますが危険度は、男女に有意差はありません。

20代と50代で発症する網膜剥離では、原因や発症時の症状、進行度が異なります。

20代の場合、強度な近視が原因となって発症することが多く、進行は緩やかで症状に気づきにくく、検診などで偶然見つかるケースが多くなります。

また、50代の裂孔原性網膜剥離では、加齢が原因となることが多く、進行が速いたため早期治療が重要になります。
 

非裂孔原性網膜剥離

病気による炎症や、網膜の変性などによって神経網膜と網膜色素上皮の間に隙間ができて、神経網膜が剥がれる状態を非裂孔原性網膜剥離と呼びます。

非裂孔原性網膜剥離は、糖尿病・高血圧やブドウ膜炎などで引き起こされますが日本で見られるのは、大半が穴を伴う裂孔原性網膜剥離になります。
 

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