3分でわかる目の病気

ものもらいの手術

ものもらいとは、まぶたの皮脂腺に雑菌が感染したり、皮脂がつ詰まることでイボのようなものが腫れたりする病気です。

専門的には雑菌が感染してできるものを麦粒腫(ばくりゅうしゅ)、脂肪がつまってできるものを霰粒腫(さんりゅうしゅ)と呼びます。

ものもらいは自然治癒することもある比較的身近な病気と言えますが、化膿して痛みや腫れが酷くなったり、脂肪の詰まりが長引いいたり、大きくなることで手術が必要になる場合もあります。
 

手術の準備

ものもらい,手術手術するにあたって炎症が強く腫れや痛みが酷い場合は、あらかじめ抗炎症作用や抗菌作用のある目薬を使って腫れを抑えてから手術が検討されます。

他の手術でもよくあることなのですが、炎症が強すぎる部分にそのまま手術すると、麻酔が効きづらかったり、手術後の傷の治りが遅れたりすることがあるからです。

手術後、コンタクトレンズの装着は制限されるため、眼鏡を持っていない方は準備が必要かもしれません。
 
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手術の内容と流れ

手術というと大変な作業に思われますが、局所麻酔で時間は30分程度で終わります。日帰りで受けることが可能で手術費用は保険が適用されます。

手術の流れは大きく以下のようになります。

・まぶたに局所麻酔をする
・麻酔が効いていることを確認して傷を切開する
・溜まっている膿や脂肪を出してきれいにする
・縫って傷口を閉じる
・眼帯をして帰り、医師の指示があれば目薬を差す
・数日~1週間程度したら傷の経過を見て抜糸
 

局所麻酔

まぶたに局所麻酔薬を注射して麻酔をかけます。

麻酔の効果はだいたい1時間程度で、最初はまぶたの感覚がわかりにくいですが、だんだん麻酔薬がきれてくると多少は傷の痛みが出てくることがあります。
 

手術の方法

まぶたの外側や裏側から切り開いて溜まっている膿や脂肪、不要な組織を取り除きます。

切開をまぶたの外から行う場合は、二重の溝やしわの上から行って後で傷がなるべく目立たないようにされますが、ものもらいの位置や大きさや医師の技量にもよります。

手術により内出血して、まぶたが腫れることがありますが次第に引いていきます。
 

手術後の注意点

ものもらいで手術を受けた後の主な注意点は以下のようになります。

・傷口を清潔に保つ
・医師から指示された目薬があれば指示通りにつける
・傷に異常があれば医師の診察を受ける
 

眼帯はいつまでつける?

手術当日は眼帯をして帰ることが多いのですが、ずっつけておく必要はありません。

眼帯をつける理由は、手術後に出血が多少みられることがあるので、それをガーゼで受け取るためです。

眼帯をずっとつけていると、かえって雑菌を閉じ込めて傷口が不衛生になることもあります。

眼帯をいつまでつけるかは、医師の指示を確認して概ね家に帰ったら外しても問題はないようです。
 

日常生活上の注意点

日常生活では、思いのほか目やまぶたが汚れる機会があり、日常の何気ない行動でも傷口を汚してしまうことがあります。

ものもらい,手術抜糸までに1週間程度かかりますが、その間は特に傷口の衛生を守るために日常生活に制限がかかります。

洗顔や洗髪などは医師に確認してからにした方が安全です。

コンタクトレンズはつけると目やまぶたに雑菌がついてしまうため、しばらく装着しないように指示があります。

アイメイクや目の近くの化粧も傷を汚してしまうので、避けたほうが良いでしょう。

傷口を手で触ったり、こすったりすることも厳禁です。汗などは清潔なティシュやタオルなどで押さえ拭きにしたほうが好ましいでしょう。
 

傷の異常について

ものもらいの手術は、小さな傷で済み、出血や痛み等は少ないことがほとんどです。

手術後数時間経っても出血が止まらない、傷口が熱を持って腫れて痛くなってきた、傷口に膿や汁がある等の異常が見られる時には早目に医師の診察を受けましょう。
 

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