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ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)とは

ものもらいとは俗称で、まぶたにイボのようなもので、腫れたり、かゆくなったり、痛くなったりする状態を総称して呼びます。

ものもらいは2種類の病気のことを指して呼ばれており、専門的な名前は次のようになります。

・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
・霰粒腫(さんりゅうしゅ)

そもそも「ものもらい」という呼び方は、主に東日本での呼び方となり、地域によっては「めばちこ」「めいぼ」「めっぱ」「めぼう」「のんめ」「ばか」など様々な呼び方で呼ばれています。

ものもらいは自然治癒したり市販薬で治ったりすることも多い病気です。

2000年代の統計では、ものもらいにより眼科で治療を受けている人が年間約1万5千人程度おられますが、受診しない人も多いため総患者数は年間4万人程度と見られています(これは麦粒腫と霰粒腫を合わせた数字です)。
 

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麦粒腫の見分け方とその傾向

麦粒腫と霰粒腫は異なる病気ですので、イボのでき方や患者さんの傾向が異なってきます。

麦粒腫とは、まぶたのふちにある皮脂腺(汗や脂を出す腺)に細菌が感染して起こる炎症性の病気となります。

麦粒腫は炎症を伴っているのでイボだけではなく、赤くなって熱を持ったように腫れたりする症状が多くあります。

ものもらいとは炎症が強い場合、このような腫れや痛み・かゆみなどが強く現れ、酷い時には目の近くのリンパ節まで腫れることがあります。

一般的にはこちらの麦粒腫をものもらいと呼ぶことが多いようです。

麦粒腫は身近な細菌に感染して起こるので、目が不衛生な場合や、疲労や環境の変化などの要因やストレスで免疫が弱っている時に起こりやすくなります。

免疫系が低下する病気、糖尿病などにかかっている方では麦粒腫になりやすく、なかなか治りにくいことが知られています。
 

霰粒腫の見分け方とその傾向

もう一つの霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶたのふちの皮脂腺に脂が詰まったりすることで起こり、細菌に感染はないので炎症等は起こりません。

霰粒腫の症状は、白っぽくて硬いイボが発生しますが、赤く腫れることはほとんどありませんが長期に放置してしまうと細菌感染し化膿することで腫れることがあります。

見分け方としては、ものもらいができて市販の目薬を使っても治らない場合には霰粒腫の可能性が考えられます。

霰粒腫は子供から高齢者まで年齢層には特に関係なく、誰でもかかり得る病気です。
 

ものもらいに似ている病気

最後に、ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)のように、まぶたにイボのようなものができる他の病気として腫瘍があります。

腫瘍には悪性のものもありますので、一見ものもらいのようでもなかなか治らない場合には、眼科で医師の診察を受けることがすすめられます。
 

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