3分でわかる目の病気

アレルギー性結膜炎

結膜(白目やまぶたの裏側の表面を覆う膜)に細菌・ウィルス感染やアレルギーなどの原因で炎症を起こすのが結膜炎です。

結膜炎の中でもアレルギー物質(アレルゲン)が目に触れることで、アレルギー反応を起こし結膜の炎症を起こす病気がアレルギー性結膜炎になります。
 

アレルギー性結膜炎の原因

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)には色々ありますが、主に以下のようなものが上げられます。

・ダニ、ハウスダスト、カビ、その他の空気中の細かなごみ
・動物の毛、鳥の羽
・花粉(スギ、ヒノキ、イネ科、キク科など様々)
・コンタクトレンズ
 

花粉によるアレルギー性結膜炎

花粉症に伴って発症します。アレルゲンとなる花粉が飛ぶ季節に限定されて発症します。

個人によってアレルギーとなる花粉の種類は異なり、血液検査などで調べることができます。
 

コンタクトレンズに関係したアレルギー性結膜炎

コンタクトレンズを長時間装着したままや、洗浄が不十分だったりするとレンズに付いたタンパク質がまぶたの裏などを刺激してアレルギーを起こすことがあります。

また、コンタクトレンズのケア用品が合わないことが原因でアレルギーを起こすこともあります。
 
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アレルギー性結膜炎の症状

アレルギー性結膜炎の主な症状には以下のようなものがあります。

・白目やまぶたの裏が充血する、ひどい時にはまぶたが腫れる
・目のゴロゴロとした違和感やかゆみ
・目やにが出る、涙が増える
・コンタクトレンズが原因の場合、コンタクトがズレやすくなる、ぼやける、まぶたの裏にぶつぶつができる

細菌感染を同時に起こさなければ、目ヤニは白っぽくなります。
 

コンタクトレンズでのアレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎,コンタクトコンタクトレンズに関係したアレルギー性結膜炎の場合、巨大乳頭結膜炎といって上まぶたの裏にボツボツができた状態になることがあります。

かゆみや痛みを伴わないこともあり、違和感やコンタクトレンズがずれる感じが強くなったり、ぼやけやすくなることで結膜炎に気づくこともあります。

このボツボツは、最初は見てもわからないくらいに細かいのですが、だんだんと大きくなって腫れあがることもあります。
 

アレルギー性結膜炎の治療

アレルギー性結膜炎の治療は、大きく分けて以下のようになります。

・アレルギーの原因になる物質との接触を減らす、避ける
・アレルギーを抑える
 

アレルギー物質との接触を減らす、避ける

アレルギー反応はアレルギー源となる物質との接触により起こります。

ダニ・ハウスダスト・カビ・ペットの毛などが原因の場合、家や布団・枕などの掃除を小まめに行って、アレルゲンが減るようにします。

また、このような細かなホコリに含まれる物や花粉などは、眼鏡やマスクを着けることでも接触を減らすことができます。

コンタクトレンズが原因でアレルギーを起こしている場合には、コンタクトの使用を中止して経過をみますが、結膜炎を繰り返す場合もあり、症状がひどい場合にはレンズの種類を変更することもあります。
 

アレルギーを抑える治療・方法

アレルギーを抑えるために抗ヒスタミン作用などのある目薬が処方されることが多く、症状が強い場合には抗アレルギー剤の内服薬が処方されることがあります。

アレルギー性結膜炎,花粉症症状が軽い場合や、花粉など原因がある程度わかっている場合には市販のアレルギー用の目薬や内服薬でも効果が得られる場合もあります。

花粉症で発症しやすい季節が特定できている場合には、予防治療として症状が発生する前から目薬や内服薬などを処方されます。

炎症が酷い場合、ステロイド剤の目薬を処方されることもあり、感染症や緑内障などの副作用もあるため、医師の処方に従って使用することが勧められています。

また、かゆみや腫れが強い場合には、タオルで包んだ氷などで優しく冷やすことで一時的に症状を和らげる場合があります。
 

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