3分でわかる目の病気

飛蚊症の原因

飛蚊症を発症する原因は大きく2種類に分かれます。

・生理的飛蚊症
・病気による飛蚊症
 

生理的飛蚊症

目は光を通して物を見る働きをする器官です。

目には光を通す働きをしている硝子体という部分があり、硝子体は透明でとろみのあるタンパク質でできています。

硝子体のタンパク質は、生理的な原因(加齢・老化)によって濁りが生じてしまいますが、これが飛蚊症として現れます。

また、胎児期の目の中の血管が生まれた後にも残っていると、生まれつきの飛蚊症が現れることがあり、これも生理的な飛蚊症です。

これら生理的飛蚊症は、早急な治療は必要としませんが症状の進行には注意しなければなりません。

とくに加齢による飛蚊症は網膜剥離や網膜裂孔に繋がることがあります。
 
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病気が原因で起こる飛蚊症

病気が原因として考えられる飛蚊症については以下の通りです。
 

網膜剥離・網膜裂孔

網膜とは硝子体を通った光を映すスクリーンの役割をしている部分で、硝子体をぐるっと取り囲んでいる膜です。

この網膜が裂けて剥がれたり(網膜剥離)、穴が開いて剥がれそうになったり(網膜裂孔)という状態では、うまく光を映せなくなることで飛蚊症の症状が現れます。

飛蚊症,原因,紫外線また、網膜剥離や網膜裂孔の前の段階である後部硝子体剥離(加齢で硝子体のとろみが取れて隙間ができる)という状態でも飛蚊症が現れます。

病気が進行してくると視野が欠けたり、失明の恐れのある病気です。

網膜剥離や網膜裂孔は、加齢やケガ等が原因で起こることが多かったのですが、最近では日常生活の様式変化によって20~30代といった若い年齢の間で増加傾向にあります。

様式の変化とは、パソコンやスマートフォンによる目の酷使、コンタクトレンズの長期間の使用、強度の近眼、強い光や紫外線、ストレスの継続などが網膜剥離の誘因だと考えられます。

また、目の老化の進行は栄養バランスの崩れや脳の老化も関係しているとも言われています。
 

硝子体出血

糖尿病や高血圧、若しくは出血しやすくなる病気をお持ちの方は、硝子体の中に出血することがあります。

初期には飛蚊症が現れ、出血量が多いとモヤがかかったように見えたりします。
 

ぶどう膜炎

ぶどう膜炎は内眼炎とも呼ばれ、目の中の炎症を総称して言い、感染症が原因となることや全身性の炎症性疾患を伴う場合があります。

一部のぶどう膜炎では、硝子体に濁りを生じるため飛蚊症が現れることがあります。

ぶどう膜炎では、飛蚊症とともに充血や目の痛み、視力低下を伴うことが多くなります。
 

脳の病気?

飛蚊症とは目の病気の症状ですが、似たものに光視症という症状があります。

光視症は、視野の中に光が走るような症状で、稲妻のようなものから線香花火のように見えるよう症状です。

光視症も網膜剥離などの目の病気で起こる症状で、多くは片目に起こりますが目に異常がない時には脳疾患の可能性があります。

脳疾患の場合は、両目に光視症が出ていたり、両目の視野が欠けたり、手足や唇などにしびれや麻痺などが伴うといった症状が現れます。
 

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