3分でわかる目の病気

白内障の手術

白内障が進行すると手術が必要になります。手術では、混濁した水晶体を取り除いて、そこに透明な眼内レンズを挿入します。

手術後は、水晶体の濁りが取れますので個人差はありますが、翌日から約1週間位で視界がきれいになり、よく見えるようになります。

手術時は点眼を使った局所麻酔をして行われますので手術中は意識があります。手術時間は15分程度で済み、日帰り手術を行っている病院も多くあります。

手術中の危険としては、局所麻酔薬や抗生物質が原因でショック状態を起こす場合や、後嚢破損、出血などがあります。

手術は眼球の操作だけですので、術後の痛みや出血もほとんどありません。

白内障の手術手術技術の進歩とともに手術の成功率は1990年代以降飛躍的に上がっていますが、現在では手術後約10%程度の人が再手術を受けられています。

再手術といっても白内障の手術では、高齢者や糖尿病など他の疾患を併発している方が多く、再手術とは単に手術が失敗したということではなく、もともとの体力や傷の治りやすさ・傷の管理といった要因が影響しているケースが多くなります。

手術を日帰りで行うか、入院で行うかは年齢、手術を受ける人の体力、傷に影響するような糖尿病や出血疾患など病気があるかが考慮されて決められます。

入院日数ですが状況や医療機関によりますが、片目の手術で1泊2日~3泊4日程度、両目の手術を1回の入院期間中に行う場合には1週間程度になります。
 

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手術の後遺症

手術の後遺症で主なものでは細菌感染後発白内障等があります。

手術後に目の傷が落ち着くまでには、数週間はかかりますが傷の管理がおろそかだったり、抗生物質の点眼薬を指示通りに使用しないと細菌感染をして炎症を起こす恐れがあります。

白内障手術手術から数日後、最初はきれいに見えていたのに見えずらくなり、目の痛みや充血などが起こると傷口が細菌感染したと考えられます。

最近の医療技術や抗生物質も進歩しているので、細菌感染の例はかなり減っていますが、高齢や糖尿病などで細菌への抵抗力が弱っていると細菌感染を起こすことがあります。

細菌感染を放っておくと失明の危険があるので早目に受診して処置を受ける必要があります。

後発白内障とは白内障の手術後、数ヵ月から数年後に光がまぶしく感じたり、目が霞むなど見えづらくなるもので、これは手術のときに残した後嚢という部分が濁ってくるために起こります。

後発白内障は、レーザー治療で日帰りで治すことが可能です。
 

手術の費用

白内障の手術費用ですが手術方法や使用する薬剤によっても異なります。

概ね片目の手術自体は15万円前後。保険適用があれば3万円~5万円程度となり、両目だと倍の金額、さらに入院費用や薬剤費が加わります。

使用するレンズによっては、保険適用外となることもありますので事前に確認が必要です。

尚、各自治体によっては補助金が出たり、任意の医療保険でも手術給付金の対象になっていることがありますので確認しましょう。
 

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