3分でわかる目の病気

白内障の原因

白内障は、水晶体のたんぱく質が白く濁ることで視力が低下する病気です。

原因としてタンパク質の酸化や代謝の低下などが考えられていますが、はっきりとしたメカニズムはわかっていません。
 

加齢による白内障

原因として最も多いものは加齢によるタンパク質の酸化で中年頃から濁りはじめ、人によっては黄色あるいは茶色っぽく濁っていきます。

しかし、年齢だけで比較しても水晶体の白濁の進行度には個人差があり、数年で急激に進行する人もいれば、数十年かけてゆっくりと進行する人もいて、加齢だけでなく他の要因も考えられます。

白内障の遺伝的要因については明らかにはなっていませんが、強度の近視の人では白内障になりやすいことが報告されており、強度の近視には遺伝的要因があると言われています。
 

活性酸素の影響による白内障

白内障では、水晶体のタンパク質の活性酸素との関連が考えられます。

活性酸素は、様々な要因で増加して体の細胞を酸化させます。

白内障,喫煙活性酸素が増える要因としては、喫煙・ストレス・紫外線・電磁波・放射線・化学物質・食生活(農薬や食品添加物・古い油脂などの摂取)・生活習慣など様々なものが言われています。

特に喫煙は、タバコから吸引する物質に活性酸素が含まれており、体内に入った有害物質を白血球が攻撃しようとする結果、多量の活性酸素が作られて様々な細胞や毛細血管を障害します。

喫煙者に白内障患者が多いことも指摘されています。

ストレスを強く感じたり、または長期間受けていると体の自律神経系や免疫機能の働きによって活性酸素が作られやすくなります。

また、紫外線や電磁波・放射線なども活性酸素を作り出す要因となりますが、紫外線は目に入ることで直接的に水晶体や網膜・視神経を障害する原因となることが考えられます。
 
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病気や外傷による白内障

目の外傷、目を強く圧迫する・刺し傷・切り傷・打撲など、傷を受けることで水晶体の濁りが始まって白内障になることがあります。

病気では、糖尿病による白内障が有名ですが、水晶体のタンパク質の新陳代謝が阻害されることで起こります。

糖尿病の方では、血糖値が高いほど、またその時期が長く続くと白内障になりやすくなります。

その他、先天性白内障では、母親が妊娠中に感染症や全身疾患にかかることで胎児の目に白内障が起こることが知られており、代表的なものとしては風疹があります。

また、ブドウ膜炎や網膜剥離など他の目の病気からも白内障を併発しやすいことが知られています。

 

薬剤による白内障

薬剤の長期使用で白内障になることがあります。その代表的なものにコルチコステロイド剤です。

コルチコステロイド剤は、様々な疾患で使われる薬剤ですが、活性酸素を作り出しやすいことでも知られており、特に成人性アトピー性皮膚炎では、青年期にも白内障を発症することが多く、疾患だけでなくステロイド剤の長期使用の関連も考えられています。
 

コンタクトレンズによる白内障

目のタンパク質代謝や栄養の低下を招くものとして、コンタクトレンズの長期使用が挙げられます。

コンタクトレンズ,白内障コンタクトレンズは、角膜に直接レンズを載せて物を見るものですのがコンタクトレンズを装着している間は、角膜が酸素を通す力を確実に低下してしまい、目の酸素や栄養の代謝が悪くなり水晶体の濁りに繋がります。

また、コンタクトレンズで角膜が慢性的に傷つけられることでも白内障を起こしやすくなります。

現在、老人性白内障を患う世代では、コンタクトレンズの使用歴の有無が深く関係しているのではないかと言われ、今後はコンタクトレンズ使用している世代が中高年になることで白内障患者数がさらに増加すると考えられています。
 

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