3分でわかる目の病気

眼瞼下垂の症状・治療

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは通常よりも瞼(まぶた)が下がって、目が開きにくい状態となることです。

原因や程度は様々で、病的なものから加齢などの生理的変化によるものまであります。

眼瞼下垂神経などの病気で眼瞼下垂になる場合を除くと、赤ちゃんで先天的にみられるケースと加齢が原因で老人にみられることが多かったのですが、最近では20~30歳代の若年層にも増えています。

このような若年層の眼瞼下垂は、コンタクトレンズの長時間装着やアイプチの使用、ストレスなどの生活習慣が主な原因として考えられています。

他には目の手術の後遺症や、まぶたの手術の失敗や後遺症として起こることもあります。

さらに後天的な眼瞼下垂では、脳梗塞や重症筋無力症などの神経の病気や筋強直性ジストロフィーなどの筋肉の病気が潜んでいることもあります。
 

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眼瞼下垂の種類

眼瞼下垂は、その症状方によって大きく3つに分かれます。

・先天性眼瞼下垂
・後天性眼瞼下垂
・偽眼瞼下垂

■先天性眼瞼下垂
生まれたときから眼瞼下垂がみられる場合です。

■後天性眼瞼下垂
生まれた時にはまぶたは正常ですが、少しずつだったり、または急にまぶたが下がってしまったケースです。

■偽眼瞼下垂
まぶたが下がっているように見える状態ですが、病状的には実は眼瞼下垂とは診断されないものを呼びます。

偽眼瞼下垂には以下のようなものが含まれます。

・眉毛下垂(まぶたではなく、まゆが下がっている状態)
・眼瞼痙攣(まぶたがけいれんしているためにしっかり上がらない状態)
・眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚がたるんで下がって見える状態)
・眼球陥没(目の部分が凹んでいる)
・小眼球症(眼球が小さいためにまぶたが下がって見える状態)
 

眼瞼下垂の症状

眼瞼下垂の症状は、目を思い切り開いても完全に開かず、まぶたが下がって黒目にかかった状態となります。片目に起こることが多いですが両目に起こることもあります。

神経障害などで症状が酷い場合、ほとんどまぶたが上がらないような例もあります。

また、まぶたが上がらないことによって、上方向の視界が狭くなり、重度ですと視界がほとんど妨げられてしまいます。

まぶたを上げるために額の筋肉を使うので額にしわが寄ったり、肩こりを起こすこともあります。また、視界を確保するために顎(あご)を上げるようにして見る癖がついたりします。

まぶたが下がると表情が暗く見えて顔の美観を損なうことで、精神的に苦痛となる方も少なくありません。
 

眼瞼下垂のチェック

眼瞼下垂は鏡を使って自分でチェックすることができます。

・明るい場所でまっすぐ鏡に向かってしっかり目を開きます。
・まぶたが黒目にかかっているか、どの程度か確認します。
・黒目の上1/3にまぶたがかかっているが瞳孔(黒目の中央の黒いところ)が隠れなければ軽度
・黒目の真ん中にまぶたがかかり、瞳孔にかかるようだと眼瞼下垂、中等度
・瞳孔が隠れるようだと重度

瞳孔にまぶたがかかってくると、視野が狭くなってしまいます。

眼瞼下垂の程度はその方により様々ですが、もともと一重や奥二重でまぶたが下がっているように見える方もいます。
 

眼瞼下垂の手術

脳や神経の疾患以外の原因で眼瞼下垂になっている場合は、主な治療方法は手術になります。

重症でなくとも美観が気になる場合、手術を受ける方も増えているようですが治療実績には差があり、残念ながら手術の失敗例も見られるようです。
 

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